土地、立地

福岡空港の再開発情報まとめ

2019.01.31

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福岡空港が2019年4月1日に民営化されます。

ニュースでは良く耳にしていますが、どのような団体が、どれだけの数値目標、サービス拡充を考えているのでしょうか?

 

新しい運営会社は、「福岡国際空港 ㈱」。

この運営会社は、福岡エアポートホールディングス、西鉄、三菱商事、九電、チャンギ・エアポート(シンガポール空港の運営会社)の合計5社による、「福岡エアポートHDグループ」が設立した会社です。

簡単に言うと、地元企業が共同出資して作った連合チームですね。運営期間は30年間。30年後の旅客数目標は3,500万人としており、関西国際空港を抜いて、成田空港の旅客数と並ぶくらいの大きな目標になっています。

 

運営開始後は、3つのF( Free、Fast、Fun)を意識して、利便性の高い、東アジアトップクラスの国際空港を目指します。当然、利用者数を増やしていかなければいけませんが、現在ニュースになっているのが、

 

▼国内線ターミナルビルには、ビジネスホテル・会議室などのオフィスビル・商業施設が入る予定。

▼国際線ターミナルビルには、高級ホテル、免税店、格安航空会社専用ターミナルが導入予定。しかも国際線ビルへの自動チェックイン機、自動手荷物預入機を導入。

▼バスターミナルを新設。博多駅~空港の往復を増便。往復42→往復168への大幅アップは驚きです。もちろん福岡市外との高速バス路線数も増やすようですね。

2025年までに滑走路が増設されるので、今から5年後くらいには徐々に全体の形が見えてくるのではないでしょうか。

 

さらに2019年になってから、続報が入ってきました。

サンフランシスコ線誘致

現在、日本~サンフランシスコを結ぶ直行便は、羽田、成田、関西の3つしかありません。福岡空港の国際線は、およそ10か国とやり取りがありますが、実は中国・韓国などのアジア勢がほとんどだそうです。これでは東アジアトップと呼ぶには心許ないかもしれません。今回のサンフランシスコ線誘致は、民営化の目玉になりそうですね。

ただし、外国との直行便が増えるという事は、それだけ外国人観光客・外国人ビジネスマンが数多く来福するということ。博多コネクティッドによる福岡市の企業誘致、グローバル化がさらに求められることになるでしょう。

 

福岡市の再開発ニュースは、毎日話題に事欠きません。

 

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