トマト品質

時が経つほど、増す光。
価値あるアパート作りのために。

住まいに関わって、30年以上。
今日まで見つめてきた、住まいの変化。
その変化を辿ると、これから30年先の住まいの姿を想像できます。
重要なことは、いつの時代も愛されるデザイン。そこには、色あせることのない美しさがあります。
もちろん、住まいの役割として、強さとしなやかさは常に追求を。
そして、この先もずっとある心地よさを当たり前に。
これからも私たちは、長く住むほどに愛着がわいていき、もっともっと住んでいたいと思っていただけるアパート作りに挑戦していきます。

美しさとは、目に見えるものだけではない。私たちはそう考えます。 妥協をせず、もっとよくならないかと手間をかけたデザインは五感に響く美しさを生みだします。そのこだわりは、外観をはじめとする大きな部分から、取っ手などの細部に至るまで。そして、こだわりの数は、入居者のみなさまに与える感動の数になります。

そうしてたどり着いたのは「自然」であることでした。どこを見ても飾りすぎていない。けれど、考えつくされている。それは、想像のその先にある、いつまでもあせない美しさです。

「はじめまして」。アパート選びは、そんな声が聞こえてきそうなお見合いのようなもの。だから、第一印象は大切にしたい。でも、お見合い相手と同じように、建物も見る角度によって表情が変わります。

まずは一歩一歩、私たちのアパートに近づき、間近で見たときの姿と印象。その質感や色合い。外廻りまで緻密に設計されたデザインに、心を揺さぶられることでしょう。

そして、玄関を開け、中に足を踏み入れた瞬間、わき起こる感動。目の前に広がる空間には私たちのこだわりが詰まっています。シンプルだけどセンスにあふれる設備、言われなければ気がつかない細部の意匠。それら一つひとつは一人歩きせず、空間に落ち着きとまとまりをもたらしています。永く選ばれ続ける建物はこうした美しさをまとっているものです。

この空間を体感し終え、外に出てアパートを後にするとき、もう一度、振り返って見る。「よし」。そこには満ち足りた思いと確信、それに新しいスタートラインがあります。

地震や台風など自然の力は強大。それらに対抗できる力を持っている建物は強いといえます。しかし、強さはそれだけではありません。衝撃を吸収する柔軟さも備えた建物はさらに強いと私たちは考えます。だから、どちらかだけに設計の力を入れることはしません。どちらの強さも追求し、建物全体にバランスよく配置することが、私たちプロのプライドであり、プロの仕事です。もちろん、建物が長持ちすることにも、とことんこだわります。強さに対して妥協はしない。それが私たちの考える品質であり、最大のサービスです。

建築基準法のみに適合していたら、よしとする建物。それで入居者のみなさんに安心を届けることができるのでしょうか。私たちは強さに妥協したくはありません。そこで取り入れたのが、柔軟性を持たせて自然の力を逃す伝統的な建築法です。

九州では大きな地震が起きないという神話は過去のもの。台風もちょくちょくやってきます。そういった自然と向き合い、入居者のみなさんが安心して暮らすにはどのような強さが求められるのか。私たちは創業以来、強さというものを常に研究してきました。

たとえば風雨にさらされながらも、倒れることなく立ち続ける大木。その生命を支えるのは目に見えない地下の根であり、大風をしなやかにかわす柔軟性です。アパートにもこの根のような強く建物を支える土台を築きます。そして、自然の力と対抗する強さだけに頼って建物を建てず、しなやかさ、柔軟性という力を借り、強固さと活かし合う建築法を採用しています。また、いつまでも永く住んでいただきたいから、木造を知り尽くすプロとして万全の湿気対策を一棟一棟、ていねいに施しています。

私たちの基本は、「基準以上」が当たり前。創業25年で培ってきた確かな技術力で、私たちのアパートはこれからもさらに強く進化していきます。

心地よさを考えるとき、私たちは入居者の目をもちます。 見えてくるのは、細かなところまで行き届いた心遣い。たとえば、建設用地は一つひとつ、個性が違います。そこを吹きわたる風、差し込む光、窓から見える景色。暮らしの中心となるリビングは住む人の想像を超える自由さにあふれ、そこに遊び心も添えて。また、こうあったらいいなと思うゆとりある収納空間もカタチにして。はじめて居室に足を踏み入れたときに感じる「暮らしやすそう」を、「暮らしやすい」という実感へ。そういった本当の心地よさを、私たち木造のプロが心を込めてデザインします。

日々の暮らしのなかで、ふとした瞬間に感じる心地よさ。当たり前にあるからふだんは気づかないけれど、心地よさはいつもそこにあって住む人を包み込んでいる。そんなアパートを私たちは追求しています。 設計のはじまり。私たちは、これから新しい根を植える土地に立ち、周りを見渡します。そこにある建物や緑。吹き抜ける風、流れる音、日の光。それらを五感で感じ、まずはからだに刻みます。

こうして向かう真っ白なキャンバス。なにもない空間に足していく一本一本の線。そうして形づくられていく紙の上の空間。そのなかを、そこに暮らす人として、なんどもなんども歩きます。

どんな暮らしをはじめよう。部屋に帰ってきらまずはここでゆっくり足をのばしたい。たまには時間をかけて料理をしようか。雨の日は読書でもしながら静かにのんびりすごそう。想像していくと、暮らしのなかには人を幸せにするたくさんの鍵が詰まっています。その鍵をキャンバスに加えていくと、心地よさが空間を満たしていきます。ゆとりあるリビング、大きな収納、広々としたキッチン、そして優れた遮音性。真っ白だったキャンバスが暖かな色に染まっていきます。

やがて完成したアパート。仕上がりの最終確認のため、スタッフが部屋のなかへ。問題はなし。音はどうだろう。上の部屋を歩く。隣の部屋で大きく手を叩く。頷くスタッフたち。また一つ、私たちが考える心地よいアパートの誕生です。

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